成果報酬型の営業代行20選!料金の相場感から企業の選び方まで徹底解説

営業人材の確保が難しくなる中、成果報酬型の営業代行に注目が集まっています。固定費を抑えながら新規開拓を進められるため、多くの企業で導入が進んでいます。しかし、「本当に効果があるのか」「どの会社を選べばいいのか」と悩む部長職の方も少なくありません。

この記事では、成果報酬型の営業代行会社20社を厳選し、料金相場から選び方まで実務に役立つ情報をまとめました。自社の営業力強化や新規開拓の効率化を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

営業代行は「やめとけ」と言われる理由

成果報酬型の営業代行は一見魅力的に見える一方で、「やめとけ」という声も聞かれます。まずは課題を理解することで、適切な活用方法を見つけていきましょう。以下では、よく指摘される3つの問題点について解説します。

成果の定義が会社ごとに異なる

営業代行における「成果」の基準は会社によって大きく異なります。アポ獲得を成果とする会社もあれば、商談実施や成約まで求める会社もあり、同じ「成果報酬」でも実態は様々です。この違いを理解せずに契約すると、期待した結果が得られない可能性があります。

事前に成果の定義を明確にし、自社の目的に合った基準を設定している営業代行会社を選ぶことが重要です。曖昧な成果設定では、後々トラブルの原因にもなりかねません。

成果につながらないリスク

成果報酬型だからといって、必ずしも売上増加に直結するわけではありません。アポは取得できても質が低く商談に発展しない、または商談は実施できても受注につながらないケースもあります。

営業代行会社側も成果を上げようとするあまり、短期的な数字にとらわれがちになる傾向があります。結果として、長期的な顧客関係の構築よりも、すぐに成果として計上できる案件に注力する場合もあるでしょう。

自社にノウハウが蓄積しにくい

営業活動を外部に任せることで、社内に営業スキルや顧客理解が残りにくくなります。成果は出ても、どのようなアプローチで成功したのか、どんな顧客ニーズがあったのかといった知見が社内に蓄積されません。

この問題を解決するには、営業代行会社との定期的な情報共有や、活動内容の詳細な報告を求める仕組みづくりが必要です。外部リソースを活用しながらも、社内の営業力向上につながる運用を心がけましょう。

成果報酬型の営業代行とは

成果報酬型の営業代行は、設定した成果が達成された場合にのみ報酬を支払う料金体系です。初期費用を抑えながら営業活動をアウトソーシングできるため、リスクを最小限に抑えた新規開拓が可能になります。企業は実際の成果に対して費用を支払うため、費用対効果を明確に把握できる点が特徴です。

以下では、営業代行の料金体系の違いや成果の種類、費用相場について詳しく解説していきます。

料金体系特徴メリットデメリット
成果報酬型成果に応じて支払う方式初期費用が低い・費用対効果が明確成果基準次第で費用が高額になる場合あり
固定報酬型月額料金や固定費用で利用予算管理しやすい・安定的なサポート成果が出なくても固定費用が発生
ハイブリッド型成果報酬と固定報酬の組み合わせ成果と安定性を両立・柔軟な契約契約内容の詳細確認が必要
オプション架電回数追加や商談同席などを依頼可能必要な機能だけを追加できるオプション費用が高額になりがち

成果報酬型は初期費用を抑えられ、短期的な成果を重視する企業に最適ですが、成果基準次第で費用が増えるリスクもあります。固定報酬型は予算管理がしやすく安定したサポートを求める場合に向いていますが、成果が伴わない場合でもコストが発生します。

成果報酬の種類と相場比較

成果報酬型では、どの段階を「成果」とするかによって報酬額が大きく変わります。一般的に、営業プロセスの後半になるほど単価は高くなる傾向があります。

コール単価では膨大な量のリストの準備が必須となり、成果対象にするための架電基準を設ける必要があります。アポ単価では商談の設定基準を明確にし、自社が希望するレベル感のアポイント取得を事前に決めておくことが重要です。成約数単価では商材知識の研修やサービス資料の準備が必要となりますが、最も費用対効果が明確な設定といえるでしょう。

成果報酬型の営業代行の活用方法

成果報酬型の営業代行は、単なる営業人材の代替以上に戦略的な活用が可能です。リスクを抑えながら新たな取り組みを試せるため、様々な場面で効果を発揮します。以下では、実際の活用シーンを4つの観点から解説していきます。

市場調査に使う

新しい市場やセグメントへの参入を検討する際、成果報酬型の営業代行を活用すれば効率的な市場調査が可能です。ターゲット企業からの反応率やアポ獲得数を通じて、市場の手応えを数値で把握できます。

セグメントごとに異なる営業アプローチを依頼し、どの層で最も高い反応を得られるかを比較検討することもできます。自社でゼロから調査するよりも短期間で具体的なデータを収集でき、事業戦略の立案に役立てられます。

新規開拓の実験に使う

新商材の投入やこれまでとは異なるターゲット層へのアプローチを検討する場合、成果報酬型なら少額のリスクで実験が可能です。成果が出なければ大きな損失を避けられ、成果が出れば本格展開への判断材料として活用できます。

特にスタートアップや新規事業部門では、限られた予算の中で効率的に検証を進める必要があります。成果報酬型の営業代行を活用することで、本格的な営業体制を構築する前に市場性を確認できるでしょう。

社内営業のサポートに使う

営業人員の不足や繁忙期のリソース補強として、成果報酬型の営業代行を活用する企業も増えています。社内営業チームが既存顧客対応で手一杯の場合、新規開拓部分を外部に委託することで効率的な分業が可能です。

成果が出なければコストを最小限に抑えられるため、社内リソースでカバーしきれない部分の保険としても機能します。営業活動の幅を広げながら、コストコントロールも同時に実現できる手法といえます。

営業手法のブラッシュアップに使う

外部の営業代行から得られる結果を分析することで、自社の営業手法を改善するヒントを得ることができます。どのようなアプローチで成果が上がったのか、どんなトークで顧客の関心を引けたのかといった情報は、社内営業チームのスキルアップにも活用できます。

特に成果報酬型の営業代行会社は、結果を出すために効率的な手法を追求しているため、実践的なノウハウを持っています。これらの知見を社内に取り込むことで、長期的な営業力強化にもつながるでしょう。

成果報酬の種類の選び方

成果報酬の設定は、商材の特性や営業プロセスの成熟度によって適切な選択が変わります。自社の状況に合わない設定では、期待した効果を得られない可能性があります。

ここでは、コール単価、アポ単価、成約数単価の3つのパターンについて、それぞれに向いている企業の特徴を説明します。

コール単価に向いている企業

コール単価は、架電1件あたりに報酬を支払う設定です。市場の反応を確認したい段階の企業や、商材の価値が十分に検証できていない企業に適しています。ターゲット層の精度が不確実な場合でも、幅広いアプローチで市場の手応えを測ることができます。

特定のターゲット層にこだわらず広範囲に反応を探ることができ、商材に対する市場の反応や潜在的なニーズを把握しやすくなります。多くの顧客に対して異なる訴求ポイントやトークスクリプトを試す余地があるため、商材の価値検証にも有効です。

会社名コール単価特徴
株式会社ネオキャリア120円〜550円業界最大手・10,000社以上の実績
株式会社イクイップ99円〜220円業界最安値・翌日開始可能
コーキ株式会社110円〜220円平均勤務年数3年以上のプロ

コール単価は初期投資を最も抑えられる設定ですが、アポ獲得や成約につながらない可能性もあります。あくまで市場調査や初期検証の位置づけで活用し、成果が見えてきたら他の報酬体系への移行を検討するのが良いでしょう。

アポ単価に向いている企業

アポ単価は、アポイント獲得1件あたりに報酬を支払う設定です。商材やサービスの内容が確立しており、営業トークが体系化されている企業に向いています。ターゲット層が明確で、商談の質にこだわりたい場合に効果的です。

明確な目標や商談プロセスを持つ企業にとって、成果を最大化できる営業代行の形式といえます。代行者は明確な指針に基づいて活動を行えるため、トークの質を維持したまま効率的に件数を増やすことが可能です。

会社名アポ単価特徴
株式会社完全成果報酬15,000円〜心理学ベースのトーク設計
アズ株式会社20,000円〜1,800社導入・業種特化チーム
株式会社アイランド・ブレイン18,000円〜BtoB専門・累計105,000件実績

アポ単価は多くの企業で採用されており、成果と費用のバランスが取りやすい設定です。商談から受注までの社内プロセスが確立していれば、安定した投資効果を期待できます。

成約数単価に向いている企業

成約数単価は、契約成立1件あたりに報酬を支払う設定です。成約時の利益が十分に確保できる企業や、営業プロセスが確立している企業に適しています。成約の基準が明確で、コストを抑えつつ成果を重視したい場合に効果的です。

成約のたびに利益が確保できる構造であるため、コストを抑えつつ確実なリターンが得られます。営業活動が成功しなければコストがかからないため、新規顧客獲得にリスクを取りたくない企業にも適した選択肢です。

会社名成約単価特徴
株式会社完全成果報酬15,000円〜営業戦略から受注まで一貫支援
株式会社セレブリックス要問合せ1,200社12,000商材の豊富な支援実績
株式会社オルガロ要問合せ初期費用完全無料・即時解約可能

成約数単価は最もリスクの低い設定ですが、営業代行会社側のハードルが高いため、対応してもらえる会社や商材が限られる傾向があります。また、営業サイクルが長い商材では、成果が出るまでに時間がかかることも考慮する必要があります。

コール単価の成果報酬型営業代行7選

コール単価型は、市場調査やテストマーケティングに適した低リスクな料金設定です。架電数に応じて費用が発生するため、初期段階での活用に向いています。見込み客リストが膨大で市場テストを行いたい場合や、ターゲット層が広く精度が不確実な企業に適しています。

以下では、コール単価に対応している代表的な営業代行会社を紹介します。

会社名特徴・強み
株式会社ネオキャリア人材紹介事業で培った営業ノウハウを活用
株式会社イクイップBtoB営業に特化した代行サービス
コーキ株式会社テレアポ・アポイント獲得に強み
株式会社ネオクリエイトデジタルマーケティングと営業の融合
NetReal株式会社オンライン営業・リモート対応に特化
テレアポJAPANテレアポ専門の営業代行サービス
スケールグローバル株式会社海外展開・グローバル営業サポート

株式会社ネオキャリア

引用:株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは、年間10,000社以上の支援実績を持つ業界最大手の営業代行会社です。テレアポから商談まで営業プロセス全体をカバーでき、データ分析に基づいた戦略的なアプローチが特徴です。最短15営業日で運用開始が可能で、プライバシーマーク取得により情報管理体制も万全です。

項目内容
コール単価120円〜550円
主要サービスデータ分析・テレアポ・商談代行
オプション月額約30万円〜、リスト作成25円/件
特徴オーダーメイド型・全国コールセンター展開

人材会社としてのノウハウを活かした質の高い人材採用と、提携リスト会社とのネットワークにより、ターゲットに応じた営業リストの提案が可能です。デイリーレポートや定期ミーティングで進捗共有し、数値分析を基にした改善提案も受けられます。

株式会社イクイップ

引用:株式会社イクイップ

株式会社イクイップは、1コール99円という業界最安値でテレアポ代行サービスを提供している会社です。12年以上の実績で全国500社以上をサポートし、最短翌日からのコール業務開始が可能な迅速性が強みです。

項目内容
アポ単価業界最安値挑戦・1コール99円(コール課金型)
主要サービステレアポ代行・営業代行・ビズコールサービス
特徴業界最安値・経験2年以上スタッフ200名以上・翌日業務開始可能
実績中小企業500社以上・10年以上の実績・累計100,000コール以上

経験豊富なスタッフのみを採用し、専任の研修を徹底することで高品質なアポイント獲得を実現しています。お客様ごとにゼロからカスタマイズされたスクリプト作成と、専任担当者によるプロジェクト管理で戦略的な営業パートナーとして機能します。

コーキ株式会社

引用:コーキ株式会社

コーキ株式会社は、アウトバウンド業務に特化した高品質なテレアポサービスを提供しています。平均勤務年数3年以上のスタッフが営業部隊の一員として質の高いコールを実施し、心理学を応用した「アンチクライマックス法」などを活用したトークスクリプトが特徴です。

項目内容
アポ単価成果報酬型(具体的単価は要問い合わせ)
主要サービステレアポ代行・テレマーケティング・コールセンター業務
特徴平均勤務年数3年以上の経験豊富なスタッフ・専属トレーナー常駐
実績官公庁・IT・メーカー・金融・コンサルタントなど多業種実績

平均アポイント取得率4.21%という高いパフォーマンスを実現し、録音内容を商談前に活用することで顧客の興味や温度感を把握できます。セキュリティ対策も万全で、個人情報管理やデータの暗号化を徹底しています。

株式会社ネオクリエイト

引用:株式会社ネオクリエイト

株式会社ネオクリエイトは、「対応力」「リスト力」「分析力」「継続力」で他社を圧倒するアウトバウンドコールセンターサービスを提供しています。自社独自のリストを活用し、商品の紹介からアポイント設定まで効果的なコミュニケーションを実現します。

項目内容
アポ単価業界平均の1/3の価格・業界最安
主要サービステレアポ代行・インサイドセールス・イベント誘致・インバウンド業務
特徴業界最安価格・自社雇用スタッフ・福岡本社で徹底コスト削減
実績2016年設立・全業種対応・アウトソーシング専門

人材スキルを重視した研修体制により、電話応対のマナーや専門知識を備えたスタッフが対応します。商品やターゲットに応じたマーケティングを行い、独自の企業データで精度の高いリストを構築している点も強みです。

NetReal株式会社

引用:NetReal株式会社

NetReal株式会社は、無料会員登録を行うだけで利用できる効率的な電話営業代行サービスです。特別なソフトのダウンロードは不要で、最短5営業日後にはコール開始が可能な手軽さが魅力です。

項目内容
アポ単価会員登録・月額費用無料(成果報酬型)
主要サービステレアポ代行・FAX配信・DM発送・メール配信・法人リスト提供
特徴クラウドサービス・24,000社が選択・Pマーク取得済み
実績2005年サービス開始・中小企業専門・売上UP支援サイト運営

コール結果は翌営業日に確認でき、反応があった場合は即時メール通知されるため迅速な対応が可能です。料金体系はコール課金型で、月額料金が不要で利用できる点も大きなメリットといえます。

テレアポJAPAN

引用:テレアポJAPAN 

テレアポJAPANは、コール業務に特化した営業代行サービスを展開しており、特に大量の架電が必要なプロジェクトに強みを持っています。幅広い業界に対応可能で、効率的なリスト活用や架電体制を整えている点も安心材料です。

項目内容
アポ単価1コール110円〜(業界最安値)
主要サービステレアポ代行・テレマーケティング・BtoB新規開拓
特徴平均勤務年数3年以上・直接雇用スタッフ・オリジナルトークスクリプト作成
実績経験豊富なスタッフによる高品質なテレアポ・リアルタイム報告

また、独自のトークスクリプトやリスト精査の仕組みを活用することで、効率的かつ成果につながりやすいアプローチを実現しています。コストパフォーマンスを重視しているため、スタートアップや中小企業でも利用しやすいのが特徴です。

スケールグローバル株式会社

引用:スケールグローバル株式会社

スケールグローバル株式会社は、国内の営業代行に加えて、海外展開を見据えたサポートも提供している企業です。国内での豊富な実績を基盤に、新規開拓や既存顧客へのアプローチを幅広くカバーしています。

項目内容
アポ単価成果報酬型(1週間テストコール後にFS実施)
主要サービス営業支援・営業代行・テレアポ代行・戦略コンサルティング
特徴FS(フィージビリティスタディ)による費用対効果検証・戦略立案から実行まで
実績ターゲット選定・リスト作成・スクリプト作成まで一貫サポート

さらに、多言語対応のリソースを活用してグローバル市場での商談支援も可能です。新規事業の立ち上げや海外進出を考える企業にとって、国内外両方の営業支援を任せられる点が大きな魅力となっています。

アポ単価の成果報酬型営業代行8選

アポ単価型の営業代行は、商談機会の創出に特化した料金設定です。商材やサービスの内容が確立しており、営業トークが体系化されている企業に向いています。商談の質を重視し、効率的にアポイントを獲得したい場合に最適です。

以下では、アポ獲得に実績のある営業代行会社を厳選して紹介します。

会社名特徴・強み
株式会社完全成果報酬(完全成果アポインター)完全成果報酬型でリスク最小化
アズ株式会社多業界対応の営業代行サービス
ルーツアウェイク株式会社データ分析に基づく効率的営業
株式会社アイランド・ブレイン戦略的営業コンサルティング
株式会社ディグロスデジタル営業ツール活用に強み
株式会社エグゼクティブ経営層向け高単価営業に特化
株式会社営業ハック営業プロセス最適化・改善支援
MAXマーケティングマーケティング連動型営業代行

株式会社完全成果報酬(完全成果アポインター)

引用:株式会社完全成果報酬(完全成果アポインター)

株式会社完全成果報酬は、88業種以上の営業代行実績を持つ専門会社です。心理学や行動科学に基づいたトークスクリプト設計により、高いアポ獲得率を実現しています。全員が300時間以上のトレーニングを受けたプロフェッショナル社員がプロジェクトを担当し、高品質なアポイントを提供します。

項目内容
アポ単価15,000円〜
主要サービス新規開拓・テレアポ・訪問営業代行
特徴心理学ベースのアプローチ・全社員300時間研修
実績88業種以上・月間100社以上連携

起業家志向を持つ社員が多く、モチベーションが高い点も魅力で、迅速な課題解決や柔軟な対応が可能です。アポ数だけでなく、その後の受注を見据えた成果に重きを置いている点が特徴で、ベンチャー企業から大手企業まで幅広く支持されています。

アズ株式会社

引用:アズ株式会社

アズ株式会社は、1,800社以上の導入実績を誇る営業代行会社です。高い目標達成意欲を持つフリーエージェントと特殊な人事制度、独自の教育コンテンツを活用したプロのテレマーケティングチームが特徴です。

項目内容
アポ単価成果報酬型(具体的な単価は要問い合わせ)
主要サービス成果報酬型営業代行・テレアポ代行・アポハンター
特徴完全成果報酬型・1,800社以上の実績・月次訪問とレポート提出
実績1,800社以上・新規開拓から既存顧客フォローまで対応

専属の営業コンサルタントが月に一度訪問し、活動結果の報告や戦略の提案を行います。商材に応じたターゲットリストの作成と、独自のトークスクリプトにより、効率的な営業を実現しています。

ルーツアウェイク株式会社

引用:ルーツアウェイク株式会社

ルーツアウェイク株式会社は、継続率99.2%という高い実績を誇る営業代行会社です。初期費用や月額料金が一切不要で、完全成果報酬型でサービスを提供しています。

項目内容
アポ単価完全成果報酬型(初期費用・月額費用0円)
主要サービスBtoB・BtoC営業代行・テレアポ代行
特徴初期費用・月額費用・成約手数料0円・完全成果報酬型
実績BtoB・BtoC両方に対応・業種問わず対応

グループ会社が保有する顧客リストを活用し、優良な顧客企業への電話営業を実施します。運用時間も柔軟で、平日のみのプランから土日祝日を含むプランまで、業務に応じた選択が可能です。

株式会社アイランド・ブレイン

引用:株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインは、BtoB専門でアポイント獲得に特化した営業代行会社です。55業種、3,500社以上の実績を持ち、累計105,000件以上の商談を支援してきた豊富な経験があります。

項目内容
アポ単価16,500円(一律固定)
主要サービスBtoB営業代行・テレアポ代行・営業戦略立案
特徴55業種対応・成果報酬型・質の高いアポイント提供
実績55業種・3,000社以上・商談実績90,000件以上

営業代行業務はすべて正社員が担当し、業種別の専門チームによる深い業界理解が強みです。商談条件は業種・企業規模・エリアなど詳細に設定可能で、定めた条件を満たした高品質なアポイントのみを提供します。

株式会社ディグロス

引用:株式会社ディグロス

株式会社ディグロスは、国内外の大学研究機関と連携し、数理モデル化アルゴリズムの開発を推進している営業代行会社です。年間3,400件以上のプロジェクト実績があり、2023年実績ではアポイントからの成約率30%以上を達成しています。

項目内容
アポ単価成果報酬型(具体的単価は要問い合わせ)
主要サービステレアポ代行・営業代行・セールスオートメーション
特徴業界年間アポイント数1位・成果報酬型・リピート率94.6%
実績2,000社以上・年間3,400プロジェクト以上・最低10件から対応

ターゲットリサーチに基づいた最適なトークで、アポイント獲得時点から商材の具体的なイメージを持たせ、商談を円滑に進めるサポートを提供します。レポート機能も充実しており、属性分析やKPI分析なども選択可能です。

株式会社エグゼクティブ

引用:株式会社エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブは、システムやコンサルティングなどの無形商材に強みを持つ営業代行会社です。BtoB提案型商材での実績が豊富で、営業戦略からクロージングまで一括代行できる点が特徴です。

項目内容
アポ単価成果報酬型(具体的単価は要問い合わせ)
主要サービス営業アウトソーシング・ABM・インサイドセールス・BDR
特徴20年以上の実績・中堅〜大企業が得意・複雑な商材に特化
実績IT・コンサル・人材開発・産業機器等が得意分野

株式会社営業ハック

引用:株式会社営業ハック

株式会社営業ハックは、人材業界を中心とした営業支援に特化しています。セミナー営業による高成果実績があり、独自の営業手法で差別化を図っている営業代行会社です。

項目内容
アポ単価10,000円〜(成果報酬型)
主要サービス営業代行・テレアポ代行・営業企画・施策立案・内製化支援
特徴企画料・トークスクリプト作成費用無料・リーズナブルな料金設定
実績営業代行から内製化支援まで幅広く対応

MAXマーケティング

引用:MAXマーケティング

MAXマーケティングは、幅広い業界での営業代行実績を持つ会社です。柔軟な料金設定と迅速な対応により、様々な企業のニーズに応えています。

項目内容
アポ単価完全成果報酬型(具体的単価は要問い合わせ)
主要サービステレアポ代行・アポイント獲得代行
特徴完全成果報酬型・テレアポ営業・テレアポ指導歴豊富な指導員
実績商品・サービスの魅力を厳格に審査してから受託

成約数単価の成果報酬型営業代行4選

成約数単価型の営業代行は、確実な成果を求める企業に最適なモデルです。費用を抑えつつ、成約時にのみ報酬を支払うため、成果に対するコストパフォーマンスが最も明確です。営業プロセス全体が確立済みで、成約までの基準が明確な場合に効果的です。

以下では、成約までを含めた成果報酬に対応している営業代行会社を紹介します。

会社名特徴・強み
株式会社完全成果報酬(完全成果クローザー・プロデューサー)完全成果報酬型でクロージングまで対応
株式会社セレブリックス1,200社12,000商材の豊富な支援実績
株式会社オルガロオーガニック営業手法に特化
株式会社ネクストコミュニティコミュニティ型営業アプローチ

株式会社完全成果報酬(完全成果クローザー・プロデューサー)

引用:株式会社完全成果報酬

株式会社完全成果報酬では、アポ獲得だけでなく成約までをカバーする「完全成果クローザー」や「プロデューサー」サービスを提供しています。新規事業やプロジェクトの立ち上げを支援し、収益を伸ばすための具体的なソリューションを成果報酬型で提供します。

事業開発の経験を持つプロがプロジェクトマネジメントを担当し、リスクを双方で分担する業務提携が可能です。高い営業力を持つ代行のプロが、見込み客との商談を通じて受注確度を見極め、成果につながる提案を行います。

項目内容
成約単価15,000円〜
主要サービス営業戦略立案・商談・クロージング
特徴事業開発プロによるPM・業務提携型
実績88業種以上・月間100社以上連携

営業プロセス全体を任せられるため、社内リソースを他の業務に集中させながら売上向上を図れます。特に営業体制の構築に課題を感じている企業におすすめです。

株式会社セレブリックス

引用:株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは、27年の実績データから構築した「顧客開拓メソッド」で1,200社12,000商材以上の支援実績を誇る営業代行業界の大手企業です。営業戦略の設計から実行まで一貫してサポートし、特に新規事業立ち上げや市場拡大フェーズでの支援を得意としています。

項目内容
成約単価売上の30〜50%程度、アポイント1件1.5〜3万円
主要サービス営業戦略設計・代行・コンサルティング
特徴27年の実績データに基づく科学的営業手法
実績1,200社12,000商材以上の支援実績
科学的なデータに基づいた営業手法により、リード獲得から受注まで幅広い範囲での営業支援を提供。営業体制の構築に課題を抱える企業や、確実性の高い営業手法を求める企業に最適です。

株式会社オルガロ

引用:株式会社オルガロ

株式会社オルガロは、テレマーケティングと決裁者アポ代行を組み合わせたハイブリッド型アプローチが特徴の営業代行会社です。初期費用や月額費用、リスト作成費用がすべて無料で、契約期間の縛りもありません。解約・停止も即時対応可能な柔軟性があります。

項目内容
アポ単価完全成果報酬型(初期費用・月額費用無料)
主要サービステレマーケティング・決裁者アポ代行・インサイドセールス
特徴3000社以上のネットワーク・契約期間縛りなし・即時解約可能
実績2009年設立・取引実績300社以上・IT・サービス分野に豊富な実績

豊富な営業経験を持つスタッフが無理のないアプローチを行い、質の高い見込み顧客や商談機会を提供します。独自のネットワークを活用して迅速に決裁者アポイントや商談を設定し、最低発注量や契約期間の制約がなく少額から利用可能です。

株式会社ネクストコミュニティ

引用:株式会社ネクストコミュニティ

株式会社ネクストコミュニティは、業務委託型営業代行のパイオニア企業として、BtoB・BtoC両方に対応した営業アウトソーシングを提供しています。成果報酬型料金体系を採用し、豊富なノウハウを活かしてクライアントの営業活動を全力でサポートします。

項目内容
アポ単価成果報酬型(具体的単価は要問い合わせ)
主要サービス営業代行・営業コンサルティング・テレマーケティング・新規事業支援
特徴全国トップクラスの営業実績・OJT形式トレーニング・PDCAサイクル構築
実績2011年設立・スタッフ1人当たり他社の2~3倍の販売成績・BtoB・BtoC両対応

特に新規顧客開拓や試験的営業支援に強みを持ち、顧客のサービスや商材を最短かつ最適な方法で販売を実行することを目指しています。営業活動で得られるリアルなデータや情報を分析して営業の可視化と強化を行い、営業組織の活性化や営業マンの育成も支援します。

フリーランス・個人事業主の営業代行

企業の営業代行会社以外にも、フリーランスや個人事業主による営業代行という選択肢があります。クラウドワークスやランサーズなどのプラットフォームを活用すれば、全国の営業人材と柔軟な契約が可能です。

主な報酬体系には「コール単価」「アポ単価」「成約数単価」「時給制」があります。選択した体系が業務の進行や成果に大きく影響するため、慎重に決定することが重要です。

クラウドワークス・ランサーズの活用

プラットフォーム特徴営業案件の相場
クラウドワークス登録者数500万人、案件数豊富アポ単価:15,000円~20,000円
ランサーズ認定制度あり、専門性重視成約報酬:売上の30%~50%
営業代行を依頼する際には、「企業に依頼するか」「フリーランスに依頼するか」で特徴や費用感が大きく異なります。目的や規模に応じて最適な選択をするために、それぞれの違いを整理しました。

企業営業代行 vs フリーランス営業代行

項目企業営業代行フリーランス営業代行
月額費用50万円~60万円/人案件により変動
契約柔軟性標準契約中心完全カスタマイズ可能
適用場面長期・大規模案件短期・テスト運用

フリーランス営業代行は、スタートアップや短期プロジェクト、新商材のテスト運用に特に適しており、従来の営業代行会社では実現困難な柔軟性とコスト効率を実現できます。

フリーランス営業代行のメリット

フリーランスの営業代行は、企業よりも柔軟な対応が期待でき、初期費用も抑えられます。小回りが利くため急な案件や短期プロジェクトにも対応しやすく、個人レベルでの専門性を活かしたアプローチが可能です。

契約の自由度も高く、成果報酬の設定や業務範囲を細かく調整できるため、予算や目的に応じたカスタマイズがしやすいでしょう。企業の営業代行では対応が難しい、ニッチな領域や特殊な案件でも引き受けてもらえる可能性があります。

フリーランス営業代行のデメリット

個人への依存度が高いため、体調不良やスケジュールの都合で業務が止まるリスクがあります。また、組織的なバックアップ体制がないため、問題が発生した際の対応力に限界があります。

さらに、コール業務を依頼する場合は録音システムの導入など、品質管理のための仕組みを自社で整備する必要があります。個人情報の取り扱いやコンプライアンス面でも、企業以上に注意深い管理が求められるでしょう。

相場や報酬割合の目安

フリーランスへの営業代行依頼では、一般的に企業よりも低い単価設定が可能です。

フリーランス営業代行料金相場表

料金体系単価相場備考
コール単価数十円〜企業より低い単価設定が可能
アポ単価数千円〜企業より低い単価設定が可能
成約数単価売上の10〜20%成果に応じた報酬
時給制1,500円〜5,000円営業経験・専門性により変動

フリーランスを活用する場合は、継続性を重視するなら複数人との契約を検討し、品質管理のための仕組みづくりに投資することが成功のポイントです。

成果報酬型に向いている企業・商材とは

成果報酬型の営業代行は、すべての企業や商材に適しているわけではありません。商材の特性、営業プロセス、企業の状況によって向き不向きが明確に分かれます。導入前に自社の状況を客観的に分析し、成果報酬型が最適な選択肢かを見極めることが重要です。

商材特性

成果報酬型に向いているのは、無料で利用を開始できるものや導入費用が安価な商材です。顧客が意思決定を迅速に行いやすく、結果として人件費を抑えられる点が特徴です。また、専門性の低い商材も適しており、特定の営業担当者を必要としないため、代行依頼時のコストを抑えることができます。

向いている商材向いていない商材
無料掲載できるサービス投資用不動産
無料で導入できるサービス企業ごとにカスタマイズするサービス
比較的安価な商品高額で複雑な商材
専門性が低い商材専門知識が必須の商品

導入に時間がかかる商材や高額な商材は、成約までのプロセスが長期化しやすく、成果報酬が発生するまでに時間がかかるため費用対効果が下がる可能性があります。成果報酬型を効果的に活用するには、導入が簡単で意思決定のスピードが求められる商材を選ぶことが重要です。

営業プロセス

成果報酬型営業に適しているのは、アポイント獲得や1回の商談で成果が出るような商材です。これらはリードタイムが短く、成果が発生するタイミングが明確なため、標準化された営業手段で対応しやすいのが特徴です。

向いているプロセス向いていないプロセス
シンプルな商談フロー複雑な医療系営業
標準化された営業手順長期的な交渉が必要な案件
1〜3回の商談で完結稟議を通す必要がある商材
明確な決裁者が存在地域的な根回しが必要な商材

長期的な交渉が必要な商材や商談時に複雑な説明を要する商材は、成果が発生するまでに時間がかかるため成果報酬型には向いていません。稟議を通す必要がある商材は決定プロセスが長引きがちで、価格が高額であるケースが多いため不向きといえます。

企業状況

成果報酬型の営業代行は、新規事業や新サービスの立ち上げを目指す企業に最適です。初期投資を抑えつつ成果に応じた費用負担が可能で、特に費用回収が早い商材に適しています。

向いている企業向いていない企業
初期投資を抑えたい長期的な営業戦略が必要
投資した費用がすぐ回収できるサービス自社リソースを十分に活用できる
新規事業のテストマーケティング費用回収に時間がかかる事業
PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を目指す成長段階営業ノウハウの蓄積を重視

一方で、自社リソースを十分に活用できる企業や、営業ノウハウの蓄積を重視する企業には向きません。費用回収に時間がかかる事業では、想定以上のコストが発生するリスクがあるため、利用は慎重に検討すべきです。

成果報酬型の営業代行を依頼する際のポイント

成果報酬型の営業代行を成功させるためには、依頼前にいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。サービス内容を事前に十分確認することで、想定外のコストやトラブルを防げます。契約前の詳細確認により、後々のトラブルを避けることができます。

契約金・初期費用の有無

「成果報酬型」と謳っていても、実際には契約金や初期費用が別途発生する場合があります。営業活動前の準備費用として、見込み客リストの調査費用、トークスクリプトの制作費用、システム設定費用などが請求されることがあります。

一般的な初期費用の相場は5〜20万円程度ですが、会社によって大きく異なります。契約金や初期費用の具体的な使用用途を確認し、契約内容に「初期費用返金保証」などが含まれているかもチェックしましょう。

費用項目発生ケース相場
調査費用リスト作成・ターゲティング5〜15万円
制作費用トークスクリプト・営業資料10〜30万円
システム費用CRM設定・ツール導入3〜10万円

初期費用を支払うことで質の高い営業活動を行うための基盤を整えられる一方、成果が出なくても初期費用分のコストが発生するリスクがあります。投資に見合う効果が得られるか慎重に判断することが重要です。

オプションの有無

成果報酬型の営業代行では、基本サービスに加えて様々なオプションサービスが用意されています。これらの費用体系も事前に確認しておくことで、予算管理がしやすくなります。

オプション項目内容相場
リスト作成や更新見込み客リストの新規作成や定期更新25〜100円/件
商談同席やフォローアップ営業担当者の商談同席やフォロー業務3〜10万円/月
分析レポートの作成架電や商談データの分析レポート3〜6万円/回
営業スキルトレーニング代行会社の営業研修プログラム提供10〜50万円/回

オプションを活用することで営業代行サービスを自社の状況に最適化できますが、追加費用により結果的にコストが高額になるリスクもあります。自社のニーズを明確にした上で、本当に必要なサービスだけを選択することが重要です。

従業員の質

成果報酬型の営業代行では、実際に営業活動を行うスタッフの質が成果を大きく左右します。採用基準や研修制度、経験年数などを確認することで、期待する成果を得られるかを判断できます。

確認すべきポイントとして、人材採用の基準、専門的な研修制度の有無、従業員個々の実績や得意分野、顧客ニーズや市場変化への対応力などがあります。可能であれば、実際に担当するスタッフとの面談や、過去の実績についても詳しく確認しましょう。

優秀な営業代行会社では、採用時の厳格な選考基準や継続的な研修プログラムが整備されており、業界経験者や営業実績の高い人材を積極的に採用しています。

対応業務の幅

営業代行会社によって、対応できる業務の範囲は大きく異なります。単発のテレアポのみの会社もあれば、継続的な商談やクロージングまで対応できる会社もあります。

将来的な拡張可能性も考慮して、段階的にサービス範囲を広げられるかどうかも確認しておくと良いでしょう。例えば、最初はアポ獲得から始めて、成果が出てきた段階で商談やクロージングまで依頼できれば、一貫性のある営業活動を実現できます。

対応業務内容
リード獲得顧客リスト作成・初回アプローチ
商談設定アポイント取得・日程調整
商談同席営業担当者の商談参加・クロージング
フォローアップ商談後の顧客フォロー・追加提案

複数回の架電やフォローアップ、商談後のサポートなど、どこまでカバーしてもらえるかを明確にすることで、自社の営業プロセスとの連携もスムーズになります。対応業務が広い場合は営業プロセス全体を一貫してサポートしてもらえるため、業務の効率化が図れます。

また以下記事では、営業の生産性を向上させるための施策について解説していますので是非ご覧ください。

まとめ

成果報酬型の営業代行は、初期投資を抑えながら営業力を強化できる有効な手段です。ただし、成果の定義や商材との相性をしっかり見極めることが成功の鍵となります。

コール単価型は市場調査や初期検証に、アポ単価型は商談機会の創出に、成約数単価型は確実な売上向上に、それぞれ適した活用場面があります。自社の営業プロセスの成熟度や商材特性を踏まえて、最適な成果基準を選択しましょう。

本記事で紹介した20選の中から、自社の状況に最も適した営業代行会社を選び、まずは小規模なテストから始めてみることをおすすめします。成果が確認できれば段階的に規模を拡大し、社内営業チームとの連携も強化していけば、より大きな成果につながるでしょう。

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