新規開拓の営業に使うメールの書き方は?件名や例文をご紹介

新規開拓営業をする上で、営業メールの利用は欠かせません。ただし、誰もが使えるツールだからこそ注意しなければならない点があります。

この記事では、営業メールの書き方とポイント、すぐに使える例文をご紹介します。

新規開拓に営業メールが有用な理由

この記事をご覧いただいている皆様も一度は営業メールが受け取ったことがあるのではないでしょうか。

新規開拓営業でよく用いられる営業メール。なぜ営業メールが用いられるのかというと、下記のようなメリットがあるためです。

  • 相手の時間を取らない
  • 営業効率が良い
  • 商品紹介/サービス紹介がスムーズ
  • 記録が残りやすい
  • アポに繋げやすい

このように営業メールはメリットの多い営業方法ですが、文章構成や件名などを意識しなければ十分な効果が得られません。 メールによる新規開拓営業を成功させるにはいくつかポイントがありますので例文と合わせて紹介していきます。

営業メールの例文4選

では実際に営業メールの例文を見ていきましょう。 ここではケース別に4つ紹介します。

訪問アポイントのためのメール例文

株式会社〇〇 ご担当者様

突然のご連絡失礼いたします。
株式会社〇〇ソリューション事業部の〇〇と申します。

貴社のホームページを拝見し、貴社の事業において
弊社のサービスがお役に立てるのではないかと思いご連絡いたしました。

弊社サービスは〇〇業界のお客さまを中心に300社以上にの導入いただいており、
〇〇を最大で〇%改善した実績がございます。
同様の課題や悩みを貴社がお持ちであれば、
是非直接お話させて頂きたいのですが1時間ほどお時間頂戴できますでしょうか。

僭越ながら、以下の日時であれば貴社にお伺いできます。
=====================
【候補日】
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
=====================
当日は、サービス内容の詳細や他社での導入事例、貴社でのご活用して頂いた際の
シミュレーションなどをご案内させて頂ければと存じます。
ご興味いただけましたら、ご都合のいい日程をお知らせ頂けますと幸いです。

突然のご連絡で大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

新規顧客獲得メール

株式会社〇〇 ご担当者様

突然のご連絡にて失礼いたします。
株式会社〇〇の〇〇と申します。

貴社のホームページを拝見したところ、現在展開されている〇〇に関しまして、
ご協力をさせて頂きたくご連絡させて頂きました。
弊社は〇〇を取り扱うメーカーです。
〇〇業界のお客さまに弊社製品を多数導入頂いており、
〇〇を最大で〇%改善した実績がございます。

つきましては、是非直接お話させて頂きたいのですが
1時間ほどお時間頂戴できますでしょうか。
下記の日程でお伺いすることが可能でございます。
=====================
【候補日】
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
・○月○日(曜日) ○:○○~○:○○
=====================
大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

セミナー勧誘メール

株式会社〇〇 〇〇様

お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇でございます。
先日はお打ち合わせのお時間いただきありがとうございました。

この度は弊社主催で「〇〇を〇〇にする」をテーマとした
セミナーを開催する運びとなりました。
先日のお打ち合わせで〇〇に課題があると伺いましたので、
お役立ていただけるのではないかと思い
ぜひご参加頂きたく、ご連絡させていただきました。
=====================
【セミナー名】
日時:〇月〇日(〇曜日)15:00~16:00 (受付開始14:30~)
会場:会場名 会場の住所(郵便番号・電話番号)
定員:20名(先着順)
受講料:〇〇円
支払方法:銀行振込・クレジットカード・現金(前日までに支払いをお願い致します)
持ち物:〇〇
主催者:株式会社〇〇
その他注意事項:〇〇
お申し込みフォーム:https://〇〇.jp/
=====================
当日は〇〇の専門家をお招きして、〇〇の基礎知識から応用テクニックを解説いたします。
併せて事例をご紹介しながら解説いたしますので、
様々なパターンの成功例を知って頂けると考えております。

参加のお申し込みは、以下の申込フォームからお願いいたします。
なお、お席は先着順でのご案内となっております。早めのお申し込みをお願いいたします。
〇〇様のご参加を弊社一同、心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

案件が欲しい時の営業メール

〇〇〇〇株式会社
ご担当者様

突然のメール失礼いたします。
フリーランスの〇〇〇〇(職種)として活動している、
〇〇〇〇(自分の名前)と申します。

貴社製品の営業ツールとして、
ホワイトペーパーの制作を提案させていただきたくご連絡させていただきました。

現在、貴社では次のような課題に直面していないでしょうか?
課題1:ホームページからの問い合わせが少ない
課題2:問い合わせから実際の受注につながらない
これまで会社員として〇年、フリーランスとして〇年、
主にBtoB向けのホワイトペーパーを制作してきました。
そこで得た経験とノウハウを生かすことで、貴社の顧客獲得にも貢献できると考えております。

過去には次のような実績を挙げてきました。
【実績】
・A社のホワイトペーパーダウンロード率〇%アップ、問い合わせ数〇%アップ、成約率〇%アップ
・これまでのホワイトペーパー制作実績:〇社
・主な業界:IT業界、製造業界、飲食業界など

貴社への具体的な提案内容を添付ファイルにまとめさせていただきました。
ご多用の中大変恐れ入りますが、ご確認いただけますと幸いです。
また、別途、過去の制作実績などもお見せできますので、
ぜひ一度ご商談の機会をいただければ幸いです。
ご興味をお持ちいただけましたら、下記までご連絡くださいませ。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

〇〇〇〇(自分の名前)
TEL:×××-××××-××××
Mail:××××××××@××××.com
HP:http://××××××××.com

初めてメールを送るときの件名で気を付けるべきこと

せっかく良い内容のメールを作っても、配信したメールが開封されなければ意味がありません。

開封されるかどうかを左右するのはメールの件名です。

件名の役割は、受信者の心をつかみ、メール開封へと導くことです。

「このメールを読みたい」と受信者に思わせることができれば、開封・クリック・コンバージョンに大きく影響するでしょう。

ここでは件名を作成する際のポイントを紹介します。

  • 数値・データを使用する
  • キャッチコピーを含める
  • 問題解決策を含める

キャッチコピーを含める

「アポイントのご依頼」のような件名では、他のメールに埋もれて開封していただくことすらできません。

メール受信者の目を惹くためにはインパクトのあるキャッチコピーやキーワードを使いましょう。

インパクトがあれば、受け取ってすぐにはメールの確認をしてもらえなくても開封率を高めることができます。

注意:誇張しすぎたり、実際のサービス内容と相違する内容は後々トラブルになることも

例:【2024年度最新版】マーケティングの基礎知識から応用方法までご紹介!

数値・データを使用する

数値やデータは印象に残りやすく、ぱっと見で効果を実感してもらうのに最適です。 実績をアピールすることで、他のメールとの差別化も図れます。

注意:安易な順位アピールやイメージしづらい数字は不信感を招いて逆効果になることも

例:【受注数2培・生産性10培】導入から3か月で実感できる秘密とは?

問題解決策を含める

件名にメール受信者が抱えていそうな問題を記載することで、「自分のことかな?」「私の会社でも悩んでるな」と思わせることができます。

起こりがちな問題を指摘して、メール受信者が自社にも同じような問題があると感じれば、開封率を高めることができます。

例:人員不足に悩む企業の抱える本当の問題とは

営業メールを書く際のポイント

ここでは実際に書く際の重要ポイントを紹介します。

  • 開封したくなる件名にする
  • 問い合わせの経緯を入れる
  • 自分について書く
  • 有益情報を盛り込む
  • 曜日時間帯を意識する
  • ネクストアクションを明確にする

開封したくなる件名にする

営業メールは、件名で開封してもらえるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

なぜなら、2023年6月1日に一般社団法人日本ビジネスメール協会が発表したビジネスメール実態調査2023(https://businessmail.or.jp/research/2023-result/)によると、ビジネスマンは一日平均49.97通のメールを受け取っています。 この50通に埋もれないように前述で触れた項目を意識して興味を持ってもらえるような件名を作成しましょう。

問い合わせの経緯を入れる

実際に営業で企業へ赴いた時、訪問先の会社の入り口で挨拶もなく商品の説明をする営業マンはいないでしょう。これは営業メールも同じです。

本文冒頭では送付先と自分自身がどのような関係性であるのかを伝えたうえで、会社名と名前を名乗り、連絡した経緯を記載しましょう。

・〇〇の展示会でお名刺をいただいた
・〇〇にご参加いただいた
・〇〇でご一緒させていただいた

このように、メールがどこの誰から送られてきたものなのかが分かれば、警戒心が薄れメール本文を読み進めてもらいやすくなります。

また、新規開拓の場合、一度も接点がない方へ連絡することもあります。 その場合は正直に連絡先を知った経緯や連絡をした経緯を伝えましょう。

・御社のサイトを拝見して
・SNSで拝見させていただいたのですが

このようにワンクッション置くことで相手は安心して新規のメールを見てくれる可能性が高まります。

自分について書く

路上で見知らぬ人からいきなり声をかけられたら警戒する人は多いでしょう。理由はその人のことを全く知らないから。

営業メールも同様で、知らない人から突然届くメールには警戒する人が多いはず。

警戒を解くためには、丁寧な自己紹介が必要です。

・名前
・所属企業
・部署

などのパーソナル情報はもちろんのこと、メールを送った理由どこで連絡先を得たかなど、伝えられる範囲で詳細に記載することが大事です。

有益情報を盛り込む

営業において大事なことは相手にどんなメリットがあるのかを分かりやすく説明することです。

興味のない話を聞くのは時間の無駄だと思う人は多いでしょう。それは営業メールも同じです。

アポを取りたい、成約したいという気持ちがあったとしても、まずは、相手にとって有益な情報を提供することに注力することが重要です。

受け手に興味を持ってもらい、「ちょっと話聞いてみようかな?」と思っていただくことで新規開拓につなげることが出来ます。 なお、どれだけメリットのある内容でも整理されていなければ読む気になりません。しっかり整理して読みやすい情報にすることを心がけましょう。

曜日時間帯を意識する

プライベートでも早朝や夜中に突然連絡が来ると、気遣いがないと感じることはないでしょうか。

営業メールも相手の営業日・営業時間内に送るのがマナー

日時以外にも何かとバタつきばちな月末月初や、メールや仕事が溜まりがちな月曜日の午前中は避けて送るのがいいでしょう。

業種業態によって繁忙期や忙しい時間帯はそれぞれ異なります。営業メールを送る業種業態をリサーチし、お手すきになりそうな日時を見計らって送ることで開封率が上がります。

ネクストアクションを明確にする

ネクストアクションとはメールの受け手に次にしてほしいことです。

自社のサービスや商品の説明だけされても、次に何をして欲しいのかの記載がないと相手も何をすればいいのかわかりません。

・返信が欲しい
・フォームに打ち込んで欲しい
・電話が欲しい

といった具体的でイメージしやすい行動を記載することで、メールからその先の取引に繋げることができます。

新規開拓の営業メールの書き方

件名、宛名、挨拶、自己紹介、背景、要旨、詳細、結びの挨拶、署名

の9項目がしっかりと記載されてるか意識しましょう。 上記の内容意識することが開封率や返信率の向上に繋がります。

心に響くメールにするには

ここからは、さらに読了率を上げるための営業メールの作り方をご紹介します。

  • 相手に興味関心を示す
  • へりくだりすぎない
  • テンプレートのまま送らない

相手に興味関心を示す

誰でも興味関心を持ってもらえると嬉しいもの。事前に相手の会社のことを調べておくことで、興味を持ってくれていると思ってもらえます。

相手の会社が何をしているのか知らないままメールを送ってしまうと、場合によっては「自分の会社のことを何も知らないで送ってきているな」と見透かされてしまい、内容の確認すらしてもらえないどころか、印象も悪くなります。

メールを送付する前には送付相手の会社ホームページを確認するようにしましょう。

例:「御社のHP拝見して弊社のサービスがお力になれると思いご連絡いたしました」
例:「このような状況下で事業展開を行っている御社の企業理念に共感いたしました」

へりくだりすぎない

「弊社なんて…」と自社を卑下しすぎてしまうと、自信を持って製品・サービスをおすすめすることはできません。

自社の製品やサービスの価値を下げるような発言をするのは絶対にNGです。

ただ、「自社のサービスはどの会社よりもいいサービス!」「他社製品なんかより我が社の製品の方がいいですよ」などの自信満々な態度も、こころよく受け取られないことがありますので注意が必要です。

テンプレートのまま送らない

営業メールのテンプレートは、インターネット等で調べればすぐに見つかります。それは受け手側もわかっています。 前述したように、一般的な会社員は毎日50件近いメールを受け取っているため、他のメールと同じようなテンプレートのメールでは興味を持ってもらうことはできません。

オリジナリティがないと、いろいろな営業メールに埋もれてしまいます。

メールの受け手の立場に立って、どうしてその会社にその商品・サービスを提案するのかをしっかり考え、その会社に合ったメールを作成することが重要になります。

新規開拓で営業メールを送る際の事前準備

これで営業メール本文の準備はできました。ただし、闇雲にメールを送っても良い結果にはつながりません。次はメールを送る時に大事なポイントをご紹介します。

  • KPI設定
  • 営業メールリストの準備

KPI設定

メール営業はリアルタイムで相手の反応が見えないので、数値を測定しないと施策として上手くいっているのか判断できません。 メールの送付前には必ずKPI設定をしましょう。

KPIには以下の項目がおすすめです。

・開封率
・クリック率
・返信率
・送信数

自社商品やサービスによって適切な項目を選び数値設定をしましょう。

営業メールリストの準備

自社の商品・サービスの対象となる会社を選定してリスト化しましょう。営業メールはただやみくもに送っても意味がありません。 質の高いリストを選ぶことがいい結果に繋がります。

※リストの用意の仕方は別の記事でご紹介します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

新規開拓の営業にメールはとても効果的。ですがしっかり準備をして取り組まないと効果を最大化することはできません。 今回紹介した内容を踏まえて、成果につなげていきましょう。

おまけ:うまくいかないときには

今回ご紹介した内容で営業メールを送ってみても上手くいかないときはどこか別のところに問題があるかもしれません。 営業でお困りの際は弊社でもご相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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